アルバート式クラリネットとは
ブリュッセルのユージン・アルパ一ト(Eugene Albert)が1850年前後に改良を 加えた13鍵式クラリネットと伝えられています。 (アルバート式、シンプル式、クリントン型、全ドイツ型(エーラー等)等を含め日本ではアルバート式と総称) |
ベーム式(ボエーム式)との違い
長所:音色が良い、音が大きい。 短所:指使いが難しい。音程が悪い。50年以上前の楽器がほとんどで部品がない。 このような違いが有り現在では世界中で作っているメーカーはないといわれております。 |
アルバート式クラリネットの代表的製造メーカー
Buffet crampon、Selmer、Leblanc Conn,Buescher,Thibouville-Lamy,Cousenon,Penzel-Muller, Boosy-Hawkes,Hummer Muller Yamaha,Kawai |
中音部のAからBbの半音の部分の指使いが異なります。
ベーム式 A ●●● ●○○ Bb ●●● ○○○
アルバ−ト式 A ●●● ●○● Bb ●●● ○○○
替え指 A ●●● ●●Eb○ Bb ●●● ○○○
中音部のDからEbの半音
ベーム式 D ●○○ ○○○ Eb ●●● ○○○
アルバ−ト式 D ●○○ ○○○ Eb ●A#○ ○○○
替え指 D ●●● ●●○ Eb ●○● ○○○
オクタ−ブ上のDからEbの半音
ベーム式 D ●●● ●●○ Eb ●●● ●○○
アルバ−ト式 D ●●● ●●○ Eb ●●● ●○●
替え指 D ●●● ●●○ Eb ●●● ●●Eb○